太陽を凍らせた

小川さやか
純文学・シリアス 0ページ(完結) 0字 更新日 2006/06/12 読者 316人 公開 0 0

太陽を凍らせた
ライトはいらない
規則的に照らさないで…

見上げたまま堕ちてゆく
確な呼吸
遠くに浮かぶ

お願いがあるの
たった一つだから
離れないでね…
永遠なんていらないし
信じなくていいからさ…

見上げた空は只白く
ダダッ広く構えていて
欲しがることすら忘れそうで
見上げたまま無意識に
力んで空を見上げている
この肩に誰か気付いたら


そっと触れて…


愛は何処?
貴方は知っているのでしょう?
私は肩目しか見えないからさ…


見上げた空は只赤く
全てを見られた気がして
涙さえ笑われそうで
私はまた此場所で
独りで空を見上げている

懲りないのは
其所には誰もいなくて…



赤い太陽
青い原っぱを飛んで
兎は死んだ
たった一人のままで
孤独を知って
白くなった瞳
誰が…誰が愛してくれたの?
白くなった瞳

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