この街で見つかりました。

第1話 出会いの季節

太陽の光、鳥の囀(さえず)りがこの部屋に朝を告げた。
葉山健一は体を起こし壁に掛けてある時計を見ると
針はまだ6時半を指していた。
引越しによる全身の痛みを感じながらベッドから立ち上がるとコップ1杯の水で喉を潤した。
カーテンを開けて外を見ると海は白波がたち、朝日に照らされてキラキラと輝いていた。
窓を開けると、まだ少し肌寒い春の風が寝起きの僕の体を通り抜けた。

0
  • しおりをはさむ
  • 0
  • 0
/ 136ページ
このページを編集する