Honey, so sweet‼ ⑤



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「まほ、どうしたの、その大量の荷物は」



どうやら、ついさっき帰ってきたばかりらしい彼が、ネクタイを緩めながら、玄関の扉を開け、そして、目を丸くして、私を凝視する。



勢いよく開かれた扉から、彼の姿が現れる、その瞬間に、なかなか慣れない。



どうしたって、姿を見れば、どくりと一瞬胸が跳ねるし、
丸い焦げ茶の彼の綺麗な瞳を、しばし、吸い込まれるように見つめてしまう。



目の前の彼にまんまと圧倒されて、反射的に言葉を返せずに、うっと息を飲み込んだ、その時。





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