ぶきっちょ狼{しっと☆[完]→続編追加中

ぶきっちょ狼{小さな声で /「しーっ」

私は『はい』って言ったのに夏樹君は全然手を出してこなくて。
そして、今まで強引にしてたキスさえしてこない。


ベッドの隅っこで壁の方を向いて。
私に背を向けて、ずーっと寝転がったまま。


私の為に染め直された茶色の髪。
黒いトップスがシャツから透けてる。

耳には小さな穴が7つ。



私はベッドを降りるとカバンを探る。
ずっと渡さなきゃと思って入れてた夏樹君が落としたアクセサリーの数々。


それを取り出してベッドの方を向くと、



「わっっ」


壁を向いてた夏樹君が体を横にして寝そべったままこっちを見てた。

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