足枷が外れない









学校にも行けず、時間とお金だけ与えられて

どちらも使い道がなかった。






ないものを望んでいるだけなのかもしれない

時間もお金もあるだけましじゃないか





そう言い聞かせて僕は女として10年間生きた。




男の子としての第二の人生が始まったのは10歳の時。

小学校は途中から転入って形で通って、
一人暮らしもその時からだった。





まぁ、こんな感じで
僕は自由に執着するようになった。






だからこそ、この状態は好ましくない。






住んでいるマンションのポストは
手紙が溢れかえっているし、


たまに盗撮された写真が入ってたり、


プレゼントが置いてあったり。




私だけをみてって書かれたケーキは
怖くて食べられなかったし。




てゆーか食べ物系は全般食べられない。





勿体ないけど、顔も名前も知らない人達から貰った食べ物なんて普通に食べられないよね。



怖いし。






極めつけは、包丁もって追いかけてきた
ちょっと病んでる系のお姉さん。




申し訳ないけど投げ飛ばした。





これでもヤクザの娘です、一応


でも、同じ女の子に暴力振るうのは抵抗がある。


もうしたくない。







0
  • しおりをはさむ
  • 195
  • 19
/ 38ページ
このページを編集する