足枷が外れない

マイペースでいたいんです /危険な街に危険な男



____





地味になれば、注目されることもなく自由気ままに生活できると本気で思っていた。


そんな過去の僕に一言言っておきたいことがある。





……この格好は極端すぎた





学校から帰る途中、僕はマンションの近くを探索しようとしていたのだけど、通学路の西地区と呼ばれるところが歓楽街で、少し怖かったので諦めた。


そこまではよかった



西地区の歓楽街を抜けたあたりのコンビニに寄ったところ、入口前に溜まっていた不良6人に囲まれてしまったわけだ。



今どき、よお兄ちゃんって声かける不良初めて見た。




やっと脱出した西地区の、路地裏の袋小路に連れ込まれて今の状況だ。




図書室で出会ったあの不良達が言っていた通りになってしまうとは。





助けを求めても誰も来ないだろうし、話し合いをするにしてもこの人達は言葉が通じなそうだ。







さて、どうしようか






0
  • しおりをはさむ
  • 195
  • 19
/ 38ページ
このページを編集する