こころが出会ったのは、なにやら不思議な雰囲気の青年。学校にも行かず同じ時間を過ごす二人であったのだが――。生と死の狭間で交錯する高校生たちの甘酸っぱい物語。

「男が人魚って」



「あら。男の人魚だって居るわ」



「それより人魚って…。とんだ夢物語だ」



「夢の無い人」



俺が人魚だとして、


泡になっても君の記憶の中で生きるから。


その言葉も、心の奥底に鍵付きでしまっておくことにする。



(5.溺れそう より)
















生と死の狭間で交錯する高校生たちの


基本シリアスだけどゆるくて、


切なくて甘酸っぱいお話です。








数ある作品の中から見つけてくださり、

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