シンデレラ・スキャンダル 【完】

刹那の恋は瞬いて



今日も同じように、起きてすぐに公園に向かう。


彼はトレーニングを欠かさない。


そんな彼と同じようにトレーニングウェアを身にまとい、外に出れば少しは健康体に近づいていけそうな気がする。


でも、やはり懸垂はできないようで、私の体は一ミリも上がらない。


私が落ちないようにと手を添えて支えてくれている彼が、細かに体を揺らしている。

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