一人静【完】

おまけのおまけ /二人の電話







『ねぇ、思い出話でもしようよ』


「…ん、いいよ」


『ぶっちゃけ話でもいいよ』


「実はぶっちゃけ最初八木くんの事視界に入れたくないほど大嫌いだった」


『うん知ってる。だけどねひなたちゃん。そんなに真面目な声で言われるとマジで傷つくよ』


「本当こうなるとは思えない程だよ。声かけられるたびに持ち歩いてる護身用のナイフで…」


『ちょっ!待った!ストップ!それ以上言わないでお願い!ってか護身用って!?そんな危ない物持ち歩いてたの!?』


「…うん、知らなかった?」


『ーっ!知るわけない!』


「ふふ」


『いやいやいや、笑い事じゃないから…』


「……だけど今ではありえないほど大好き」


『……へ、』


「…ん?」


『っ!!』


「……?おーい」


『……………………………………………はい、』


「生きてる?」


『………どうにか』




0
  • しおりをはさむ
  • 188
  • 2795
/ 319ページ
このページを編集する