龍神恋慕<リュウジンレンボ>(完)

6・決意の扇動

部屋のドアが開く。


翡翠は龍王に抱きかかえられていた。


急に辺りの雰囲気が柔らかさに包まれる。


龍王の腕の中の結界に包まれ、安心したように眠る姿。


翡翠がいる空間。


翡翠が存在する景色。


もうそれだけで胸がざわつく。


そして込み上げる熱い感情。


身体の中の血液が熱く沸騰する感覚。


そして全ての感覚が意識が翡翠を欲していた。

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