Fight marriage Ⅰ 【完】

第3章 /1話

その日、夜中だと言うのに…

私達は私達のマンションに帰った。

と、言うか零は私をマンションに連れ帰った。

数日ぶりに帰ったこの家は何も変わっていなかった。





私はリビングも素通りして自室へ行く。

目の前のソファーの上に置かれたカードと、指輪はそのまま。

暫くそれを呆然と見つめていると、





コンコン…





いつもなら返事を無視して入ってくるくせに。





私はノックの音には反応せずにそのままもって帰った荷物をクローゼットに片付けた。

これからは今迄通り自分のスタイルを貫こう。





私は私。

背伸びしても辛いだけ。

等身大のままでないとこの先居られない。

子供っぽくてどうしても気に入らないと言うなら…追い出してくれて構わない。





どっちが先に《give up》を告げるか…



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