Fight marriage Ⅱ 【完】

多分…

多分…

白滝に悪意はない。

いや、絶対に。

だけど、私よりも断然零との付き合いの長い白滝は零が不憫に思えたのかも知れない。

自分の仕〈つか〉えるご主人様が…





今はもう帰ってしまった白滝にその真意を聞くことは出来ない。

『それってどういう意味?』

って聞けない。





私は居たたまれなくなって…

自室に戻りルームウエアを脱ぎ捨て目についた服を身に付け…

メイクもせずに…

そのまま家を飛び出した。





『助けて…!』





心の中で…

誰に…?

ともなく叫びながら…




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