Fight marriage Ⅲ 【完】

過去の記憶 /妻

長く独り暮らしをしていた。

女とホテルに行くことは有っても家に連れてきたことはない。

自分のテリトリーを犯されるのが嫌いなことと、生活と女の関係は別物だったから。

それは可憐ですら例外ではなかった。

まぁ、あの頃は溜まり場に居座ってたからマンションへは必要なものを取りに帰る程度だったのだが。

マンションもこことは違って1ルームだったし。





なのに…

朝から誰かの気配がすると言うのは…

慣れてないからなのか酷く不快だった。





これが多分、俺が結婚したということを自覚した時だったんだろう。

それは、常に家の中に人が要ると言うこと。

傍に人が居るということ。




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