Fight marriage Ⅲ 【完】

第1章 /5話

眠れない長い長い夜を過ごし、漸くほんのり明るくなりだした空をテラスに置かれた椅子に座って眺めていた。





又、零は私を求めてくれるだろうか。

そしたらもう絶対に拒まないから…と心に決めていた。

何があってももう逆らったり、意見したり、顔や態度に出したりしないから…

だからお願い。

その《離婚》への思いを静めて…。

ただ、ただ、それだけを願った。









可笑しな歯車が狂ったまま回り始める。

正常でないこの歯車が回り続けた行く末は破滅しか無いのに。

その事に気づかない。

そして…誰もそんなことは教えてくれない。





ただ、焦りと戸惑いの中で足掻いていても、同じ様に夜は明け日は沈み…時は流れていく。





いくら目の前に夜明けが来ても…

私の中は闇に包まれたまま。

明かりの射すことの無い1日が始まろうとしていた。









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