True lie Ⅱ [完]

2章 /誰

あの時、一瞬視界に入ったのは目を引くシルバー。

他の色にも気を取られていたとは言え、ちゃんと記憶には残っている。

それをお洒落と認識しているからか、私には白髪には全く見えなかったんだけど、"白髪"と思ってる龍生を可愛いと思った。

「ぷっ!白髪って…」

つい吹き出してしまった私を『何か可笑しいか??』と言う顔で見ていた。





それにしても、ここはモールの有る駅前大通りから2本も道をそれている。

別に怪しげな場所ではないけれど夜の8時頃に歩くにはあまりよろしくない。

このメインストリートから少し離れた所にパーキングがたくさん有るのは知っているけれど、夜のそれらは関わりたくない輩〈やから〉達の溜まり場と化してることは私でも知っていたから。

「ね、わかってんの?この辺ヤバイよ」

「…もう少しだから」

少し龍生の声か細い声になっているのは多分彼もその事を知っているのだろう。

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