Border Color【完】(旧:碧の陽炎)

疑念

今まで通りの日常。


いつものように窓際の自分の席に座り、
頬杖をつき、校庭を眺める。


最近遅刻早退が多くて、朝一から学校へ来たのは久しぶりだった。


そのせいか何なのか、何やら視線を感じる。


colorメンバーの視線かと思ったが、
どうやら違うようだ。


主に女子の視線だ。


「???」

何かしたっけなぁ?と首を傾げる。


「あ、アオイ居るじゃん!おはよー」

ヒマリが登校してきた。

「おはよーなんか朝一って久しぶりかも」

「サボりすぎでしょ。何やってんの〜?」

「うーん、家のことで、ちょっとね」

三日間夜間外出禁止令を出され、ちょっと気を抜いたら
ケガや筋肉痛で体中痛みを感じるし、
疲れがでたのかすごく眠い。


こてん、と机に伏せる。


「なーんだ。
ミツキ先輩と旅行でも行ってたのかと思った」


「ええ?行かない行かない。なんで?」


「ミツキ先輩も休んでたから、なんだ、違ったのか」


「え、先輩も休んでたの?」


「え、知らなかったの?」

お互いにキョトンとする。


「そういえば暫く連絡するの忘れてた・・・・」



うわぁダメな彼女、とヒマリは嘆いた。







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