Border Color【完】(旧:碧の陽炎)

迷い

頻繁に諍いが起こり、ピリピリとしていた街の雰囲気は
鎮静化することとなる。

color対neroの抗争が、
学校と倉庫にて大きなものを勃発したにも関わらず、
決着が付かず仕舞いだった。

お互いに兵力が回復するまで暗黙的に一時停戦となった為だ。



その間にアオイは街でcolor幹部として、
少しずつ顔と名前を売っていき、
ミドリの正体なのだと存在を植え付けていった。




街でヒマリとデートをしていると、
柄の悪い男達に絡まれる。

「ねーねー、彼女たち!ちょーレベル高いじゃん!
一緒に遊ばない?!」

しかし、わたしに気がつくと、

「こっこの女!一色兄弟の妹だぞ!
ミドリの正体のアオイだ!!」

ぎゃーとか、わーとか悲鳴をあげて逃げてゆく。



「ナンパくらいじゃ殴らないのに・・・」

女として、顔を見ただけで男に悲鳴をあげて逃げられるのってどうなんだろう・・・。
手に持っていたクレープに八つ当たりのように
パクつく。

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