Border Color【完】(旧:碧の陽炎)

覚悟

コンコンとドアがノックされる。


「ーーはい。ヤクシさん?」


ドアが開いたと思ったら、
入って来たのはミツキだった。



「ミツ、キ。どうしたの...?」


その姿にドキンとする。


さっきはみんなと一緒だったからなんとか普通に出来ていたが、いざ2人きりになるとどういう態度を取れば良いのかわからなかった。


「ちょっと2人で話したくて」

そう言いベッドサイドに座る。

「・・・熱あるよね?何度?」

「・・・37度・・・」

ピトっとおでこを触り、
もう一度何度?と怒ったように聞いた。

「38度5分ですスミマセン」


布団を引き上げて顔を隠す。
怒っているミツキは怖い。



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