No.2 上

立冬 /在り方

どれくらいそうしていたのだろう

いつの間にか涙は止まっていたようだ
「ー…もう、大丈夫。」

ゆらが発した声にゆらをこちらに向かせ向かい合わせにする

ーー空っぽな瞳はひどく寂しそうだ
その目をじっとみて言う

どうか、どうか伝わりますように

と、祈りながら…

0
  • しおりをはさむ
  • 47
  • 114
/ 302ページ
このページを編集する