アステール*エニュプニオン〜星夢〜

作者玻玖

部屋を大掃除していたら12歳のときに書いた短編が見つかりました!(笑)少し加筆修正をして連載します。





戦後まだ間も無く、

誰もが貧しい暮らしを強いられていたある冬の夜。





「ねぇねぇ、おばあちゃん。

今日はどんなお話を聞かせてくれるの?」





幼い女の子がベッドの中から老婆をに話しかけました。





「そうだねぇ。今日は妖精の話にしようかねぇ。」





「えぇーっ!妖精の話はもう何回も聞いたよぉ。」





女の子は即座に答えました。





「おや、本当かい?

それなら別の妖精の話にしようかねぇ。」





「それって私が聞いたことないお話?」





「あぁ、そうだよ。それならいいだろう?」





「うんっ!ありがとおばあちゃん!」





女の子が返事をすると、

老婆はゆっくりと話し始めました。





「とても明るい満月の夜。

お月様がちょうど真上に浮かぶ頃に、

あるお屋敷の部屋で

一人の少女が目を覚ましました…………」










※この物語はフィクションです。実在の人物・団体等は関係ありません。