修正中・・・SWALLOWTAIL ~butterfly~【完】番外編完結

「優、あいつ等とはあまり関わるな」

「…え?」


また京さんに会いたいと願う私に、拓真は低く冷たい声で言った。


「…なんで?」

私は小さな声で拓真に問いかける。


「あいつ等の仕事の事は聞いたのか?」

「え?」

「あいつ等は極道だ」

「うん…聞いた。 でも、渉も葵兄も一緒でしょ?」


幼い頃から渉の家に行き来していた為か、ヤクザという人達に抵抗は無い。
だから、京さん達がヤクザだと聞いても何とも思わなかった。


「…あいつ等とは規模が違うんだ。特に京…」

「…!!」

「あいつは龍神会の若頭、いずれ組長になる男だ。…背負うものが、でかすぎる」

「…。」


確かに秀さんも言っていた。
龍神会は、この国の1.2を争う組だと。
京さんはその組の…若頭。


「あいつ等に関わりあえば、危険が伴うかもしれない」

「…」


拓真は真剣な表情を私に向けている。


「俺は、優を危険な目には合わせたくない…」


低く、少し掠れる声で拓真は呟いた。

0
  • しおりをはさむ
  • 978
  • 260
/ 350ページ
このページを編集する