修正中・・・SWALLOWTAIL ~butterfly~

なんで怒ってるの?
私、何かしたっけ・・・

少し考えたが、心当たりがない。

「おい、早く用意しろよ」

「え?」

「京さん、待ってんだろうが」

忘れていた訳ではない。
でも、渉の態度が気になってしまっていた。

視線をソファーに座る京さんに向ける。

ちょっ!、京さんも怒ってる!?

そこには先程目が合った時の笑顔は無く、冷めた瞳をする京さんがいた。
けれど私の瞳と合った瞬間、すぐにいつもの温かい表情に戻った。

「優、おいで」

私の名を呼ぶ声も優しかった。

ソファーに座る京さんの元へ一歩一歩近づく。

「きゃっ」

近くまで行くと急に腕を引かれ、強引に京さんの隣に座る形となった。

「風呂入ってたんか?」

「は、・・・うん」

思わず『はい』と答えそうになる。
危ない、危ない。
敬語使ったら怒られるんだった。

「悪かったな、勝手に入って」

「ううん」

「どうぞ」

横から渉の声と、テーブルに何かを置く音が聞えた。

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