修正中・・・SWALLOWTAIL ~butterfly~【完】番外編完結

「ねぇ、『嫌い』って何で?」

「優が俺よりあいつに懐いてるから」


―…懐いてるって私はペットですか?


「ほら、とりあえず座ろうぜ」


コーヒーを入れ終えた拓真がリビングのソファーに向かう。


「うわ、これ片付けねぇとな」

「あ、忘れてた」


テーブルの上には、大量の空き缶と飲みかけのマグカップ。
灰皿には吸い殻の山。


とてもじゃないが、高校生の女の子が住んでる部屋ではない。


「とりあえず換気すっか」


拓真はリビングの大きな窓のカーテンと窓を開けた。


窓が開いたと同時に、新鮮な空気と心地よい風が部屋に入ってきた。


「だいぶ日昇ってんな。今何時だ?」

「もう少しで1時になる」

「は?まじかよ!昼飯食いに行こうと思ってたのに…」


突然携帯が鳴り出した。
私のとは違う着信音。


「拓真電話鳴ってるよ?」

「俺か?」


拓真がテーブルに置きっぱなしになっている携帯に手を伸ばした。

「げっ」

「?」

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