【 Knight / night 】~主従ファンタジーラブコメ~

章タイトル未設定 /46話「3人での王様ゲーム」







 
ケイ『…イケメンなんて思ったことないし。』



アキ「分かってる分かってる♪」



ケイ『アキオって、そうやって冗談ばっか。』



アキ「んーじゃあ、たまには真剣みも出してみるか…」



ケイ『?』



アキ「……俺は、お前のことは大切に思ってる。」























アキ「本当の……妹みたいにな♪」



ケイ『やっぱり馬鹿にしてるんでしょ。』



アキ「えーしてねえよー?」



ケイ『……。』



アキ「お、何か眠そうな顔してんな?まだ9時だけど、もう寝たいか?」



ケイ『は?全然眠くないし、寝たくない。…アキオと遊ぶ。』



アキ「はーん?お子様は早く寝ないと朝起きられねーぞ?(笑)」



ケイ『お子様じゃないし、朝まで普通に起きてられるアキオがおかしいだけだし。』



アキ「あーはいはい♪まあ、無理だけはすんなよ?」



ケイ『気遣いなんて不要だから。早く遊ぶ。』



アキ「わーったよ、本当どんだけ俺と遊びてーんだか♪」



ケイ『……というか、ドアの向こうに人、いると思う。』



アキ「えっ何それこっわ!幽霊とかそういう類いか!?」



ケイ『アキオ、ビビり…。』



バンッ!



クロ「いつから気づいていた、ケイ。」



そう言って中に入ってきたのはクロだった。



アキ「はああ…何だ、クロかよ…マジで幽霊かと思ってビビったじゃんか!」



クロ「クズ野郎は幽霊なんて信じているのか。いいか、この世に本当に存在するものはな……」



ケイ『……。』



クロ「サンタさんだ…!」



アキ「お、おう…」



ケイ『クロのお兄さんってけっこう夢見がちな人だよね。』(小声)



アキ「まあ、子どもの夢を壊しちゃいけないからな…そっとしておいてやろうなー…」(小声)



ケイ『あと、甘いものばっか食べてる…』(小声)



アキ「意外だろ?昔から甘いものだけは大好きなんだよなー…」(小声)



クロ「おい、何をコソコソしている。」



アキ「えっ?ああー!何でもねえよ何でも!それよりクロは何で俺の部屋に……まさか迷子か?」



クロ「ちげえよ。俺はお前らの監視だ。」



ケイ『監視…』



クロ「クズ野郎の姉のクソ女に頼まれてな。〝アキがケイに変なことをしないように見張ってちょうだい〟と。」



アキ「うわー…俺って信用ねえなー(笑)」



クロ「というわけで……お前らの遊びに俺も混ぜろ。」



アキ「なーんだー!結局俺たちと遊びたいだけじゃんかよー!そういうことはもっと早く言えよな♪」



クロ「誰がお前なんかと!俺は、コイツに気に入られさえすればそれでいいだけだ!」



アキ「まーたまたー!てかどんだけケイのこと好きなんだよー?」



クロ「世界一だ。この一言に尽きる。」



アキ「おいケイ…お前、一番厄介なヤツに好かれちまったな…」(小声)



ケイ『?』



クロ「何だ、さっきから二人でコソコソと。」



アキ「あーなーんも!ただ、クロって格好いいよなー!って話してただけっつーか、なあ?」



ケイ『は?』



クロ「!?そ、それは…本当か?ケイ…」



ケイ『私は一言も言ってない。』



クロ「!なん…だと。」



アキ「あーこらこら!クロがしょぼくれるからそういうこと言うなよケイ~。」



クロ「別にしょぼくれてねえよ!」



アキ「はいはい♪んで、結局何して遊ぶんだ?」



ケイ『私とクロのお兄さんでアキオをミンチに。』



クロ「気が合うな、さすが以心伝心なだけはある。」



アキ「二人して物騒なこと言うなよー♪もっと楽しいことしようぜー?」



ケイ『何…。』



クロ「何だそれは。」



アキ「例えば……王様ゲームとか!」



ケイ『何それ…』



アキ「んー?あ、そうか!ケイは知らないのか!」



クロ「クズ野郎、この人数で王様ゲームなど無謀だな。」



アキ「まあ説明するより実際にやってみようぜ♪」



・・・・・・



3人「「「王様だーれだっ」」」



クロ「……俺か。」



アキ「ゲッ!一番やばいやつに当たっちまったなー…」



ケイ『?』



クロ「では、まず1番。俺の靴を舐めろ。」



ケイ『…私、1番。』



クロ「何ッ!?さっき確認した時はクズ野郎が1番だったはず…!」



ケイ『で、言うこと聞けばいいんでしょ?』



アキ&クロ「「えっ…??」」










 

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