キンとプラチナ

次回予告




「ただ、この星には僕とプラとコイツしかいないから、家族みたいなモノって事だよ」

「なるほど、そういう事か。納得した。こいつに名前とかあるのか」

「えっ」

キンが不思議そうに言った。

「だって、そうだろう。家族なら名前がいるだろう」





何となく幸せな時間。

もう待たなくてもいいと思う。

きっと、『ハカセ』は帰ってこない。

キンが来て変わった。

この世界も

私自身も……

もう、つらい思いをして待つ必要なんてない。




「あなた、プラの事好き?」

「えっ、急に、どうして」

「大事な事なの。時間がない。答えて」

「うん」

僕は短くうなずく。

知っていた。

プラは僕にとって欠かせない存在になっている。

「分かったわ。あなたなら、何とかしてくれるかもね。それに、あなたは知る権利がある。」

グランドマザーはつぶやく。








次回『チョコレートとヤキトリ(後編)』

9月20日 更新予定。。。









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