キンとプラチナ

次回予告

「我々は天才といわれたあなたの力を借りたいんだ。プラチナ女史を回復させた力を……」


「どこで知った。プラのことどこで知った」


ハカセはコーンの襟元を掴んで叫んだ。



「プラって、ハカセのこと好きだったんですね。凄く……」

僕は呟いた。

「あら、今更、何言ってるの。もしかして嫉妬してる」

「少し……ですね」

僕は正直に言った。


「あれって……」

「あー、そうよ。私よ。わ・た・し。文句ある」

ヤケクソ気味でグランドマザーは言った。




「なあ、ハカセ、今度会うときは、ずっとずっと一緒だからな。どこにも行くな。一緒にずっといような」

「ああ、そうだな。約束だ。ずっと、側にいる。もうどこにもいかない」

その時、ハカセは初めて笑顔を見せた。それと同時に涙を見せた。








第三章『光の日』(前編)



9月27日 更新予定



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