キンとプラチナ

第三章 光の日(前編) /6 夜の海

「ヤキトリか」


夜。雨が降っていた。


プラは濡れる髪を触りながら、夜空を見ていた。


「こうして髪を触っているとハカセを思い出すんだ」


空を見ながら独り言を言う。


ヤキトリよばれるツバメが肩に乗る。


「なあ、ヤキトリ、ハカセはあの宇宙のどこかにいるんだよな」


プラはつぶやく。


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