キンとプラチナ

第三章 光の日(後編) /3 光の日 1



プラは相変わらず夜空を見ている。


その日は晴れた空だった。


満月が海夜を照らし出す幻想的な風景だ。


空が光った。


そして、世界が白に染まった。


光が世界を包みこんだ。


同時に起こった巨大な破裂音。それは、惑星そのものの叫び声のようだった。


「光の日……」


グランドマザーの声が震えていた。その声は明らかに怖がっていた。


こんなグランドマザーを見るのは初めてだった。



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