キンとプラチナ

第1章『炎の惑星』(前編) /2 キン

「セイメイ ハンノウ アリ。セイメイ ハンノウ アリ」


宇宙船のアラーム音が鳴り響く。


僕は眼を開けた。


何年ぶりなんだろう。頭の中のコンピューターで計算をする。


250年振り……


長い、長い旅だった。


僕は、ロボットだ。


人間の形に作られた人造人間(アンドロイド)

自分の考えを持ち、それに基づいて動くロボットは珍しいらしい。

0
  • しおりをはさむ
  • 34
  • 1
/ 254ページ
このページを編集する