キンとプラチナ

第1章『炎の惑星』(前編) /7 プラチナ


「まずかったかな。グランドマザー」

私はグランドマザーに言った。

「珍しいですね。プラが私に話しかけてくるなんて」

私の脳内で彼女は笑った。

彼女たちに体はない。顔もない。あるのは感情。心だけだ。

だから、どういう顔をしてるのか分からない。

グランドマザーの声だけで判断すると、だいたい30くらいの落ち着いた女性だ。


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