キンとプラチナ

第四章 想い(後編) /7 ハカセ(プラチナSIDE)


「ハカセ……」


私はつぶやいた。


ヤキトリから発せられる声は明らかにハカセの声だった。


じゃあ、私がハカセと思っていた男は誰なんだ。

「久しぶりだな。プラ。と言ってもこんな格好じゃ感動の再会って訳にも行かないか」


「当たり前じゃ、ぼけー。というより、お前が、どうして二人いるんだ」



「お前は、キンに迷惑かけっぱなしじゃないのか?おそらく、キンを俺だと勘違いして、というより思い込んでだな、キンを傷つけてはしないか?だがな、キンは俺じゃね。俺は死んだんだからな」


「嘘つけ。お前、今しゃべってるだろ」


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