キンとプラチナ

終章




「だから、僕らが子供を作って、それに亡霊を入れれば、亡霊は減るし、彼らももう一度人生をやり直すことができるってことなんだ」


僕は、プラに一生懸命説明した。


つまり、入れ物を僕らが作り、感情部分を彼らに任せればいいのだ。


「なんだ、その子供ってのはコウノトリが運んでくるのか」


「いや、だから、その……子供を作るには、それなりの行為をしないといけない訳で……」


「って、にやけて言うなぁああ」


うわ、やっぱり蹴りが飛んできた。


僕は紙一重でかわす。


「いや、にやけてないよ」


「そんな恥ずいことできるかぁああ。ぼけぇえええ」


今度は、見事、命中。


声が聞こえる。



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