キンとプラチナ

第1章 『炎の惑星』(後編)  /1 キン

「なんだ。これは」

プラチナは聞いてくる。

大量に降り注ぐ雨を、興味深そうに見ている。

「そうだよね。ずっと炎の世界にいたからね」

「馬鹿にするな。雨ぐらい知っている」

僕の声に、プラチナは叫んでかぶせてくる。

ちょっと考えるように、髪を触った。

「すまん。さっき調べた」

プラチナは、窓越しで雨を見ながら言う。


0
  • しおりをはさむ
  • 34
  • 1
/ 254ページ
このページを編集する