キンとプラチナ

第1章 『炎の惑星』(後編)  /5 キン


夢……だったと思う。


そこは闇だった。


暗闇の中で叫び声を聞いた。

死にたくない。

死にたくない。

死にたくない。


僕は耳をふさぐ。


そんなことをしても無意味なのはわかっていた。


それは、心の中で、僕とは違う誰かが言ってるのだから。


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