三種の神器(キンとプラチナおまけ)

「すみません。すみません。私が余計なこと言ったばっかしに。キンさんのために服を作ってるなんて意外に可愛いとこあるなぁて思っちゃってすみません。ホントにすみません。生まれてきてごめんなさい。」

また、アラビカさんがプラの体を乗っ取る。つうか、卑屈になりすぎだし……

というより……えっと……プラが……僕のために……

「ええーープラが僕のため」

「ぼけぇー」

なぜか再度蹴られる僕。
「だからなんで蹴られるの」

「ハズいんじゃ。ぼけー」

プラが顔を赤くする。

「なんだ。アレだ。もうすぐバレンタインだろ」
プラからの意外な言葉。
僕はあまりの嬉しさに泣きそうになる。

「バレンタインといったら、女が男にプレゼントあげたらサンタというおっさんからチョコレートをもらえるアレだろ」

「いや、プラ。とりあいずいろいろ間違ってるよ」

僕は突っ込みを入れた。
「プラのボケを間にうけないの。照れ隠しよ。照れ隠し」

アズキさん(1)がハイハイで近寄ってくる。

「アズキ?蹴られたいのか?」

「やめて。この体で蹴りはやめて」

アズキさんは叫ぶ。

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