めぐりて夏†座敷童†

作者神楽

呼夜美が迷い込んだ異界からついてきたのは、福を招くという妖怪、座敷童だった。神羽の町に広がる行方不明事件と座敷童の関係とは――?めぐりてシリーズ第三弾。

  食われたモノ



  喰われたモノ


すべては童子に

還るなり


福を与える神なりて

災告げる妖神


喰われた『者』

    は

喰う『モノ』へ―――――――――


その彼へと歩きだし


童子は家に憑きたりて


福をもたらす神となり



 †   †   †



異界に迷い込んだ呼夜美について来たのは、『ふう』と名乗る、ひとりの座敷童子だった。

そんな中、校内で広がる行方不明事件に、自らエウリアレを使い神に持つと突如三人の前に姿を現した西城恵がCat's-eyeのメンバーに「心霊研究会」を立ち上げようと提案する。


そして黒磯架夜と紀崎彩世の過去を知る、神界貴之がついにその口を開く――――――






めぐりて夏†座敷童†

はシリーズ三弾です。


お先に

めぐりて春 †桜†

めぐりて露†百物語†

をどうぞ。




2006年12月12日完結。