普通より地味目に暮らしてたはずなのに、落し物をきっかけに暴走族の仲間入り(仮)!?イケメンに囲まれる生活は心臓に悪いけど、どいつもこいつも、曲者だった__

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いつ、




どんな時、




どんなタイミングで、




私は「私」をやめたんだっけ





『お前は俺の傍に置いとくには邪魔だ』



『アンタなんかと友達にならなきゃ良かった!!!!!!』





こんな空っぽな私には「孤独」がお似合いだって、自分を嘲るように笑ってた。




頬を濡らしたのは、



厚く暗い色に曇った空から落ちた雫のはずなのに、



熱くて、塩辛かった





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