病んでるとグレーてる6【完】

終わらない決着


***

面倒な男2人が帰って息を付く間もなく俺は振り返る。

最後の最後でコイツには計画を狂わされる。

尤も、東禅寺が出てきたことによって全てが台無しだった。

計画がそう簡単に上手くいくとは思ってなかったが……まさか三つ巴とはな。

邪魔なガキ共が揃いも揃ってまぁめんどくせぇこった。

3年前のことをベラベラと勝手に喋ったあのオカマも、狸ジジイも……

「参ったな」

お手上げだわ。

「清隆、オマエ……朝霧組の人間だったのか」

はいはい、ここでも面倒なことだ。

そうなるって分かってたけどよ、ここで鮫島を始末する必要があったから仕方ねぇ。


「あぁ、そうだ。俺は朝霧組の人間だ。ケンもな」

もう、どうにでもなっちまえよ。

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