病んでるとグレーてる6【完】

「話がごちゃごちゃしてて分かんねぇが……オメェが朝霧組で響の孫を殺したのか?」

「あぁ。仕事だったからな」

「それで復讐心を利用して始末をつけたのか?」

「その通り、と言いてぇとこだけど……違うな」

確かに目の前で始末はした。
だがな?事前に手は打ってある。

本人には悪いがテメェんとこの親父を殺されるのを黙って見過ごすことは出来ねぇんだ。

こうすることで俺の首の皮が一枚繋がったわけで……

「今この場で鮫島響は死んでもらったが、リュウセイに頼んであるからどうにか生きてるだろ。親父の友人だったことで救われたな」

もし、親父の友人じゃなけりゃそのまま殺してた。

光輔のジジイだろうが関係なかった。

でも、世話になった親父にせめてもの恩を返すんなら生かしてやることが出来る。

その為にはスバルが邪魔だった。
確実に警察の方で身柄を持っていかれれば「抗争の末に死亡」と判断が下される。

3年前と同じように手を回される。

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