傷付かないための三か条(改訂版)【完】 

【翌朝】




気付けば、朝になっていた。



いつの間にか、透和はいなくて。



私は体を綺麗にされて、ベッドの上に寝かされていた。



心が麻痺してしまったのか。



現実逃避なのか。



私は軋む体を動かして、何時も通りに部屋を出た。








今日は朝イチから講義がある。



大学内に借りている自分用のロッカーから、講義に必要な参考書を取り出していると、



「おはよ」



声をかけられた。


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