生理

悲劇、喜劇。 /side 小倉怜












見上げた空は快晴ですか?

答えはNOです。





「不快だ」



喉がカラカラに乾いてる。隣で眠る見慣れた女が視界に入るが今はそんな気分じゃない。

軋むベッドから降りて白いカーテンを開けると先生が「っきゃ」と小さな声をあげた。

何がっきゃだよ。お前とはこの前ここのディスクで恥ずかしいプレイしてやったよな?


顔を隠す先生の前を通って冷蔵庫を開ける。


「酒ねぇの?」


「そ、そんなのある訳ありません」


「ははは。うそうそ、水貰っていい?」


「それはいいけど、怜君ワイシャツ着なさい、上半身裸って何だか……」


「やりたくなっちゃう?」


冷蔵庫からペットボトルを取って彼女が座っているディスクの前に行く。
頬を赤く染めてまだ、若い新米先生は痴女だ。


厭らしい自分を分かってる、だからその唇で俺の名前をわざと呼ぶ、怜君だってさ、やってる時は呼び捨てなのに、気持ち悪い女。

純白の様で汚れた醜い女だ。わざとらしく恥ずかしそうにする姿はゾクゾクする。










犯してやりたい。



そう思ったのは何が切っ掛けだったっけ?

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