生理

妬み塗れのマリオネット









暴力は、苦手だ。それでも、どうしてか私の人生には暴力が付き纏う。




まだ治りきってない傷に更に上塗りする様に彼女は、私のお腹を蹴った。



「今日は怜がいないからね、あんたの事あたし達が可愛がってあげるよ」


小倉怜は読モをやってる為、来る時と来ない時の差が激しかった。その代わり彼女、堀江千尋はほぼ毎日学校に来ていた。たまにサボっている時もあるけど、彼女は私が心底嫌いみたいで痛めつける為に学校に来る事が多い。



彼女の周りには数人の女性がいる、いつも一緒にいるメンバーだと思う。


「ねぇ千尋、こいつ最近売春やってないみたいだよ、先輩が言ってた」


「は?なんで?」


その言葉が私に向けられた言葉だと分かるが、お腹が痛くて石で出来たタイルしか目に入らない。


「おい、無視かよブス」


髪の毛を上に引っ張られ彼女達の顔が視界に入ってくる。どうしてトイレなんて場所でこんな人数で入ってなきゃならないのか。



「お前売春やってねぇの?」


頷きたいけど髪の毛を引っ張られてるので出来ない、痛むお腹に力を入れて言葉を口にする。



「………や、やってないです」



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