未草の女神ｰ未の刻の逢瀬ｰ

手のひらに乗るような 短いけれど、大切な事を思い出させてくれる作品です。 未草の神様からの、教え。 言葉を出し惜しみしない事。 後で悔やまないように。 伝えられないままになってしまって、自分を責める事の無いように。 小さな、手のひらに乗るような身近な。 本当にあってもおかしくないような、そんなファンタジーです。

大切なコト、戻らない刻 14ページという短い中に、主人公の葛藤が描かれています。 言葉の大切さ “今”という時間の尊さを、優しく教えてくれる物語です。 じんわりと染み渡る寂寥に、身を任せてはみませんか？