その声であたしを呼んで

*・゜変化

「綺麗な髪質なのにブリーチして後悔しない?」


『しないよ。早くやっちゃって』



週末明けの出勤の前にカラーの予約を入れていた。

担当の美容師さんは…カンナ。

今までずっとダークブラウンだったが、思いきって明るめのミルクティアッシュにしてもらうつもりで来たんだけど…カンナは、目を丸くして驚いていた。


「最近どう?例のルームシェアの彼とは…?」



カラーの作業をしながら、問いかけるカンナ。


『普通だよ。別に何もない』


…本当は色々あったけど。もちろん心境の変化もあったし。けど、この場で話すのは気が引ける。

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