ヤンキー・モンキー・ベイビー!

第三章ヤンキー娘、喧嘩上等!! /DかEか?そして父と乳・・・

『ホルスさん、順応魔術って使えるか?』



ポポに聞いたら、順応魔術は出来ないと言われ、特S級のこの人なら出来るかなと思って聞いてみた。


「はい、出来ますが。それが何か?」

『こいつ等に、その術かけてくれへんかな?』


そう言って三上達を見た。意味が分かったのかすぐに術を掛ける。
三上達は順応魔術で言葉を理解するや否や、言葉を掛けて怪我人を治療用の場所に運んで行く。

ゲルやベルナール達も、その横で忙しそうに動いていた。私も、近くでへたばってる兵士に肩を貸す。


そんな時、赤毛が「姫様・・」って呼んだ事で、誰が来たか分かる。

後ろを振り返ると、聖騎士団に付き添われた祖の王達がこちらに来て居た。
そこに居た兵士が怪我人の治療を止めて膝付く。


「よい!我の事は、捨て置け。今は、此処の終結が大事。手を止めず怪我人の治療に当たれ」


金髪の親父の横に居た男の人がそう命令した。
そして、私に向き直って、柔らかい笑顔でこう言った。


「姫よ、我は現祖の王エドワード・ラ・ドゥール。我等をいや、この国を救ってもらった事、感謝する。そして、我等の争いに巻き込んでしまったこと済まなく思う…。我等……………………」


エドワード王が一生懸命、謝罪してる横でソワソワしてる人間が視野に入る。
金髪親父と、じじいだ。

王の話が終るのを今か今かと待つように、両手を広げてニギニギしてる様が、同じものに見えるのは目の錯覚だろうか…。

見目麗しい金髪中年とちっこい毛むくじゃらなじじい。
外見で見る限り、共通点はないように思うのだが…。

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