ヤンキー・モンキー・ベイビー!

第一章ヤンキー娘、異世界に行く /竜&猿

あれから、すごすごとカーテンを纏ってメイドと部屋を出る女子。将軍は数名の男に担がれて、退場………。


その問題の女子がこの部屋に戻って来た時は、ギャップがすごかった。
あんなものを見せられた後に、超お嬢様ドレスを身に着けた女子に思わず噴き出す。
するとベルナールと女子の両方に凄い勢いで睨まれて、慌ててすまんと詫びる。



そして自己紹介を改めてした。


「私はベルナールの友達のマルクス・へーデルです。お見知りおきを」


ブフッと今度は女子が噴き出した。
今の何処に噴き出す要素があるのか分からない顔を俺がすると、目に涙を溜めて失礼極まりない事を言いやがった。


『ぷふふ…"屁出る"やて。思わず笑ってまうわ!!』


横のベルナールに殴っていいかと聞くと、暫し待てと言われた。此処で待つ理由はあるのかと疑問が出たが、仕方なく続きを話す。


「おい!続きを話していいか?!」


まだ半笑いのこいつには、もう紳士的に話さない。そのせいか、こいつもため口で返す。


『すまん。すまん。私は神崎桃花。言いにくいしトーカって呼んで。ぶふふ…続けてくれ』

「…………聞きたい事があって来た。お前の種類は何だ。黒か?白か?それとも赤か?見た目には赤は無いと思うが…」

『種類って何や?黒、白、赤って何や?』



ベルナールと俺は顔を見合わす。


「何って、お前……まさか!それもない国なのか?」

『?。意味が分からん。屁出るさん、ちゃんと説明して』

「お前わざと伸ばし棒とっただろ!何か非常に腹が立つわ!!」

『ワタシガイコクノヒト。スコシコトバフジュウデアルヨ』

「今の今まで普通に喋ってた奴が、なに片言になってんだよ!!」




ギャーギャーと言い合う俺等。

突然、ガン!!とテーブルの足を蹴る音がして、俺とトーカが音の鳴った方を見る。ふざけ過ぎた会話に、青筋を立てて睨んでいる男が居た。





「「すまん・・・」」2人して謝る。


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