ヤンキー・モンキー・ベイビー!

第四章ヤンキー娘、繁殖期到来 /ぶっ壊れてしまえ!

赤毛が帰って、ラムスのおっさんとグラン達と一緒に夕食を取る。

グラン達は結局、私の家出騒動で住まいを探せてないままだった。

ラムスのおっさんが部屋も空いてるので此処に住むよう言ってくれたので、それに甘えたグラン達。それは大変ありがたい事なのだが、今は鬱陶しい限りの私である・・・。


「考えなしのトーカ親分よ…、まだ諦めてねぇのか?警護人付でどうやって働くんだ?もし働くんなら、内職しかないぞ。それにお前に何か有ったら、俺等これもんだ………」


そう言って手で首を斬る動作をするガント。


「そうですぞトーカ殿、何度も申しましたが1人暮らしと仕事は反対です!これからの時期、屋敷の外は危険なのです!!もっと、貞操観念を持ってくだされ。トーカ殿は、そう言う所の意識が無さすぎるでござる」

『・・・。』


赤毛と同じような事をおっさんに言われる。

私は何処かのお笑い芸人みたいに、"隙があったら、かかってこんかいっ!!"って言いながら、隙だらけらしい……。


『分かった、これから隙が無い人間になったる。今後の私に期待しとけよ!そんな私は、今後の人生設計を考えなあかんし、部屋に戻るわ。ごちそうさんっ!』


そう啖呵を切って、食後の紅茶を飲みほし席を立った。


「えっ、ええっ?!!あっ…ト、トーカ殿?」


あわわ、あわわするラムスのおっさんの横でグランとガントが、頭を抱えた。


「トーカ…、勘違いな方向に行かなきゃいいがな。俺等はマルクスみたいな立ち位置は勘弁して欲しいからな……」

「全くだぜ」

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