ヤンキー・モンキー・ベイビー!

第四章ヤンキー娘、繁殖期到来 /ポポvs赤毛→貧乏くじの鞘→そして…チンカス


「ポポ、ちょっと俺の部屋に来い」



部屋で寛いでいると、威圧たっぷりな声で赤毛に呼び出しを受ける。

そろそろばれる頃だと思ってましたけど、出来ればもうちょっと後の方が嬉しかった。

トーカさんの理性があと少しで崩壊かな…と思ってた分残念だ。ここ2、3日連日連夜トーカさんを煽りまくっていたからだ。

でも、まぁこのままばれなかったらあの番認定者達は、バカ揃いと断定したところだ…。

たぶんばれたのは、毎朝、目の下クマぞうになってるトーカさんの顔だろうと予想がついた。

口だけの魔術のトーカさんが、そこまで疲れるはずがないからだ。

マルクスさんと健太さんには術で深い眠りについてもらっている為、この2人にトーカさんが寝れていないのかと聞いても意味がない。

同室の僕は魔術を使え、そして依然と雰囲気が変わった。そんな僕もトーカさんの番認定者。

この3つで考えられる事は、"僕が何かを仕掛けている"と判断できる。


さて、このドアの向こうで怒り心頭で、あの人達は待ち構えてるんでしょうね…。


はぁーと、溜息をついてドアを開ける。

案の定、番認定者達が勢ぞろいしていた。
しかも、マルクスさんも居て僕を睨んでる。

此処に居ないのは、場を荒らす健太さん、そしてトーカさんとグランさん達とギルスさんだ。

今日、あの人達だけでザルビア国に追加の耕作機を買いに行った。そして、そのまま今日は、ザルビアの王城に泊まると言っていた。



なるほど、あの人選は仕組まれてたということですか…。

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