ヤンキー・モンキー・ベイビー!

第五章ヤンキー娘、雨降って地固まる。 /お前が私の番なのか?!

―――――――――はて、これはどういう事だ?



ホルス殿と一緒に井戸の闇に落ちた。縛りを受けて落ちる時、トーカ殿の姿が見えたのを覚えている。


"あぁ…私の番。私の半身……"


そう心に何度も呟いた。
落ちてすぐに私だけ何処かに引っ張られ、その瞬間、アイザックがこう言ったのも覚えている。


"ほぉ、番が向こうの世界で呼んでいるようだな。二度と帰れぬ旅に行くのもあやつを苦しめる一興に。面白い!さらばだ"



アイザックの声が聞こえなくなり、闇の中で自分1人となった。そして暗闇を漂よい七色の光が見えて辿り着いたのが、此処だ。


湯船に浸かってその番であろう人間と見つめ合う。

眉間に皺が寄る。
これが、私の唯一無二の番なのか……?

トーカ殿では無かった事に落胆した。


目の前の人間はいきなり現れた私に固ること数秒。そして、驚きの声を上げた……………………男……………三上。



「///どわぁーーー!!」



その叫び声を聞きつけてバタバタと近寄って来る足音。そして、その足音の主らしき女性が何か叫んだ。それに焦って答える三上。女性がもう一度何かを言って、そのまま足音は遠ざかった。

股間を隠しながら、その女性が去ったかどうかを確認しに行く三上。

私も、同じように湯船から出た。


へっぴり腰で確認している番のケツを見ても勃起はしない…。


「三上、此処は何処だ?お前が私の番で私を呼んだのか?」

「:@*#****!?」



そして、言葉も通じなかった・・・。

  • しおりをはさむ
  • 963
  • 601
/ 631ページ
このページを編集する