vivid!※2019年10月27日より完結に向けて更新中です。只今最終章

作者卯月うさぎ

vividという3人組と関わってしまった真城つぐみ。何の特徴もない色だった世界が、強烈な色を付けていく。貧乏性で平凡な女の子がいつの間にか、日本を動かす女に?!

『vividとは、鮮やかな原色や躍動感溢れる色遣いなどを表現する言葉である。転じて、躍動的な様や鮮明な様を表す言葉としてもつかわれる』※ウィキペディアより



3人の名は、イエローとマゼンタ、そしてシアンと言った。

そんな3人をvividと皆が言う。


vividの意味そのままな男たちに出会ったのは、普通ぽくって、貧乏臭く、ババ臭い、犬っぽい高校生だった。



黒の世界で、3人は自分達の色を失わない。だけど・・・渇望するものがあった。



「vividな色を、それぞれを重ねると黒になる。けど、そんなvividな色も、光の三原則では、白になるんだ・・・」



黒の世界に生き続けてきたからこそ、光の白になりたいという。




──────Black&White




その名のバーを通して、追い求めるのは黒と白。






黒は白色を求め、白は最後に何色を求めるのか・・・。